第2章 プロローグ〜始まり〜
Sideマヨリ
トリトと恋人同士となり、その後、しばらくは2人だけの甘い日々を過ごす。
更にその後…1人の"人間の少女"との出会いがあった。
りおん「びえええええええ!」
クルミ「もちもち〜!」
トリト「あ〜!泣かないで〜!!!」
アルテミス「あわわ!」
イブリス「あーもう!」
マヨリ「やれやれ。」
泣きじゃくる幼い少女の名はりおん。りおんはわらわ達の主で有る。
りおんは数週間前に両親を亡くし、わらわ達と暮らしている。
最初に出会った時は、その小さな身体は悲しみと絶望に震え、その瞳は感情を失くし孤独に揺れていた。
それからしばらくして、なんとか感情を取り戻したが…ずっと泣いている。
りおん「(-_-)zzz」
その後、泣き疲れて眠るりおん。あの日からそんな日々が続く。
トリト「やっと泣き止んだねぇ。」
マヨリ「しかし、このままでは行けぬぞ。」
トリト「だよねぇ。ご飯もちゃんと食べれてないし…。」
なんとか笑顔を取り戻さなねばな。
クルミ「もちもち!」
イブリス「面白いもの見付けたよー♪」
その時、あの日から共に暮らしている、アルテミスとイブリスとクルミが何かを持ってきた。
トリト「絵本だね。」
クルミが持ってきたのは…一冊の絵本だった。
絵本の内容は、寒い真冬の夜に良い子に贈り物を持ってくる、赤い服装に白いひげの老人の話。
マヨリ「これじゃ。」
トリト「え!?でも…冬だよね。このお爺さんが来るの。」
マヨリ「冬まで待てるか!今やるぞ!」
トリト「マジ!?」
クルミ「もちもち!?」
アルテミス&イブリス「えー!?」