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禪院家の落ちこぼれシリーズ 【R18】

第3章 影を操る彼は彼女を隠したい 【呪術廻戦 伏黒恵】


二度目の熱い証が注ぎ込まれたことで、いのりを支配していた呪霊の毒はようやくその勢いを失ったが、今度は伏黒の内に眠っていた執着と独占欲が、完全な火蓋を切っていた。

「は、ぁ……っ。恵、くん……落ち着いた、みたい……」

いのりが解けた熱に安堵し、とろりとした瞳で伏黒を見上げると、覆い被さる伏黒の瞳は、安堵どころか、飢えた獣のような昏い光を宿していた。

「……落ち着いたのか? 良かったな。……でも俺は、全然落ち着いてないんだわ」
「え、……っ? あ、……っ!?」

伏黒は、彼女の細い手首を頭上で片手で組み伏せると、再び猛り始めた熱を、逃げ場のない最奥へと力任せに突き入れた。

「あ、ああぁぁっ……!! めぐみくん、…っ、また、はいって……っ!」
「言っただろ。……後悔しても離さないって。お前があいつや呪霊のこと、一瞬でも思い出せないくらい、俺の体温で焼き切ってやる」

そこからは、慈しみというにはあまりに激しい、蹂躙にも似た愛の刻印だった。
伏黒は何度も、何度も、彼女が声を枯らして泣き叫ぶまで腰を動かし続けた。
背後から、正面から、絡み合うように。
そのたびにいのりの柔らかい肢体は波打ち、伏黒の背中に無我夢中で爪を立てた。

「あ、っ、あ……っ! めぐみくん、……もう、むり……っ! なか、おかしくなっちゃう……っ、ああぁっ!!」
「いいよ、おかしくなれ。……俺のことしか考えられない身体になれよ、いのり」

伏黒の低く掠れた声が、彼女の耳元を支配する。
繰り返される絶頂、注がれ続ける熱。

「あ、ぁ……っ! くる、……また、きちゃう……っ、めぐみ、くん……っ!」
「……ああ、いけ。……俺も、すぐ追いかけてやる」

夜が白み始めるまで、伏黒は一度として彼女を離さなかった。
かつて禪院家で「胎」として扱われた彼女の記憶を、それ以上の強烈な快楽と、逃れられないほどの深い愛着で上書きし続ける。
最後の一滴まで絞り出すように彼女の最奥を貫き、伏黒は意識を飛ばしそうになっているいのりを、痛いほど強く、その腕に抱きしめた。

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