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【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】

第10章 ✱.˚‧º‧…なんで今更?‧…º·˚.✱


弓月はそう言うと、俺を置いてマンションの中に入っていった。




俺は弓月の姿が見えなくなっても、そこから動かないでいた。




ずっと花道が弓月を好きなんだと思っていた。

弓月が花道を振って付き合わなかったと。




弓月が花道を好きだったと知って、何でショックだったかは分からなかった。

弓月はともかく、何で花道は言ってくれなかったんだろう。




花道が何となく弓月が好きだろうと思ったのは、小学生の時だった。

それからずっと、弓月を見る花道を見ていた。




中学に入って何故か花道は惚れっぽくなっていた。

ことごとく振られるものだから、俺達は面白がって囃し立てていたが、弓月と花道には違う時間もあったというのだろうか。





もし、そうだとしても今更聞ける話ではない。

特に2人が話したがらないなら、無理やり聞き出すような事は出来ない。




ショックだったのは、俺が知っていた3人の時間が違う景色に見えてしまったからだ。




だから、これ以上この景色を変えてしまうようなことはやめよう。


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