【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第7章 ✱.˚‧º‧…私の光‧…º·˚.✱
「いや〜‥。」
俺は弓月の拒絶ぶりを思い出す。
頭を掻いて言いづらい言葉を選んで話した。
「悪い事は言わないから、諦めた方がいいぞ。」
ハッキリ言って流川に脈は無いだろう。
気を遣ったつもりが、結構率直に言えた。
言われた流川は分かっているのか、何も言わないで俺を見たいる。
その目は『どうしたら会える?』の答えしか求めていない。
「……………。」
俺はため息をついて流川に向き直した。
「弓月は隣の女子校に通ってて、部活やってから帰るからお前が会うのは簡単だと思うぞ。」
そう言って目でも見える弓月の学校を指差す。
バスケ部も、弓月の部活の終わりも時間はさほど変わらない。
学校の活動だからな。
流川は俺の答えに満足したのか小さい声でありがとうと言いその場を去った。
何があったかなんて無粋な事は聞かなかった。
だけど、流川が真剣なのは何となく分かった。
じゃなければあの流川がわざわざ俺に会いに来る訳が無かった。