第4章 過去の引力
「や、やだ……」
少女の震えた声が、冷えた部屋に淡く消えた。
服を纏っていない少女。
これは――私だ。
中学2年生の私。
自分の家ではない屋敷で、一人の男に舐めるように身体を見られる。
卑下た笑みを浮かべたその男の名は――禪院直哉。
肩を押され、背中を畳に打ち付ける。
膝を開いた直哉くんは、乱暴にクリトリスを擦った。
「いたっ!……いたい、直哉くんっ…!」
「すぐようなるんやから、黙っとき」
柔らかく聞こえるその声は、有無言わせぬ威圧感があった。
弄られ続け、私の口からは次第に熱い吐息が漏れ始める。
湿り気を帯びたソコも、直哉くんの指をぬるぬると動かしていた。
水音が鳴り始めたソコは、私に快感を教えていく。
変な声が出そうになるのを必死に抑えていた。
「ほら、ようなったやろ?
しゃーないし、葉月ちゃん気持ちようさせるだけにしたるわ。
――今はな」
その後私は…直哉くんの指だけではなく、玩具も使って、何度も辱められた。
初めて知った性の快楽をまた味合うのが嫌で、私はそれから自慰をしていない。
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