第3章 蒼の侵食
ここ…悟さんの部屋だ。
まだ一度も入ったことがない部屋。
薄目で少し周りを確認すると、ゆっくりベッドに降ろされて、キラッと厭らしく光る糸を引きながら離れていく舌。
悟さんの首に回していた腕を、ベッドに投げ出す。
口内に残った唾液を喉を鳴らしながら飲み込み、セーラー服の裾から忍び込んでくる指に息を呑んだ。
敏感になった肌が、悟さんの指に反応する。
「葉月ちゃん…今日はいっぱい中イキさせてあげるね。
何も考えないで、気持ちよくなってたらいいよ」
「な、なかいき…?」
「うん。
……ココに、僕のを挿れて…いっぱいイかせてあげる」
語感からなんとなくわかっていたが、熱に犯された頭ではすぐに思い浮かばなかった。
下着越しに膣口に触れた悟さんの指で、ピクッと膝を揺らす。
私のその反応にクスッと鼻で笑う悟さん。
「パンツ、濡れてる」
膝を揺らしたからではなく、すでにどうしようもなく興奮している私を笑っていたようだ。
私のすぐ目の前の顔が、優越に歪んだ。
離れていった顔は、膝を持って開いたその中心を向く。
片方の紐を解き、捲った。
「……見たら、余計勃った」
「そ、そんな、見ないで…」
無邪気な笑顔を見せる悟さんに、私の羞恥心は煽られていく。
また迫ってくる顔は、唇を重ねてすぐ離れる。
もう一度セーラー服の中に入った指が、ホックを外した。
ファスナーを上げ、胸の上まで捲る。
一緒にずれたブラが、胸を晒した。