第3章 蒼の侵食
脱衣所で降ろされて、ネグリジェのストラップが肩から落とされた。
慌てて押さえようとしたけど、ネグリジェは床に落ちて、胸は腕で隠す。
「恥ずかしいの?
僕、子供の身体に興味ないって言ってんじゃ〜ん。
それに――見たことあるし」
「え……見たことあるの?私の…
というか、興味ないとか言いながら、したのは誰…こんな服ばっか着せて……」
初めての夜もそれからも胸は見せたことがなかった。
そして後半は、言葉にしてるつもりはなかった。
婚約者はクスクス笑いながら下も脱がせる。
「あるよ。
君が寝てる時にね。
勘違いしないでよ?はみ出てただけだから。
ちゃんと戻してあげたし」
戻し……触った?
胸だけを隠したまま、服を脱ぐ婚約者を見ていた。
その時間がなんだか恥ずかしくて、早くして…と心臓が音を立てている。
「服はね……
近くにいるんだから、目の保養にしたいじゃん?
君のことほったらかしにして、他の子見ててもいいなら別だけど」
最低なことを言ってるのには気付いているのだろうか。
言ってることとしてることが矛盾してるんだよ。
興味ないなら、目の保養にもなれない。
チクリとした胸の痛みがなんなのかわからないまま、手を引かれて浴室に入る。
優しくした後に、酷いこと言われるのは、好きじゃない。
軽くシャワーをかけられて、湯船に浸からせられた。
濡れた手で私の髪を乱暴に撫で、シャンプーをし始める婚約者。