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【チェンソーマン】凍てついた幼心〈早川アキ〉

第6章 壊れないもの


少し甘い余韻をベッドで過ごして、リビングに出る。
ちょうどデンジくんがお風呂から上がってきたようだ。
先に入ったのは、パワーちゃんだった。


「お前らなぁ…もう付き合えよ!」

「付き合う?バカなこと言うな。
結那とはそんなんじゃない」


少し…いや、かなり寂しかった。
アキは、私とはセックスするくせに、私をそういう対象としては見てくれていなかった。


「……彼女にしたら、終わりがあるだろ。
そんな簡単に終わらせられるような簡単な気持ちを、俺は結那に抱いてない」


小声だったけど、はっきり聞こえた。
ただ好きと言われるよりももっと、すごいことだと思った。
アキは――私に永遠を望んでいる。


「結那は――俺を求めてくれる…」


言ってる意味がわからずに首を傾げる。
求められたら嬉しいのだろうか。
私が求めてもいいのだろうか。
私は、"マキマさん"じゃない。

いきなり肩を抱かれ、引き寄せられる。
擦り寄るように私の髪に口付け、「先に入ってこい」とお風呂に行かせられた。

最近、アキが変わってきている。
何故かはわからないし、何があったのかもわからないけど、嬉しかった。
人前で自分のもののように私に触れ、セックス中の言葉も増えた。


「アキぃ……」


浴室まで行ったが扉から顔を出し、アキを呼ぶ。
気付いたアキが来てくれた。


「一緒に入って欲しい…
膝が震えて、頭がボーッとする…」

「ん、わかった」


着替えやタオルを持ってきたアキが服を脱いで、一緒にお風呂に入った。


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