第6章 壊れないもの
「結那、見て。
コレ、結那のせい」
起き上がったアキはベルトを外し、全て脱いだ。
私の膝の間で膝立ちになり、自身を持ちながら見せてくる。
硬く勃ち上がり、血管を浮き出させながら透明な蜜を滴らせていた。
上を見れば、熱を孕ませた瞳。
息は荒かった。
そんなアキに下腹部が切なくなる。
中は何度も伸縮し、アキを求めていた。
笑みを零したアキが、私の膝を掴んで広げた。
見られている。
恥ずかしいのに、見て欲しい。
その矛盾は、アキだから。
「溢れてる……
結那、欲しい?」
頷くとアキは、短い眉を顰めた。
「ちゃんと言え。
誰の何が、誰のどこに欲しいか」
私も顔を顰めると、アキは優しく微笑んだ。
でも、挿入することはない。
今日は、意地悪なアキだ。
今までする時は意地悪なんてしなかったのに…。
それに…する時はあまり喋らないアキが、今日は…すごく喋っている。
アキの先端が入り口に触れる。
挿れてくれるのかと胸を高揚させていると、ソレは離れた。
入り口に何度もつけたり離したりを繰り返している。
「アキぃ……意地悪しないで…
アキが欲しくて、おかしくなりそ…あッ!」
眉間に皺を寄せて目を細めたアキが、一気に奥を突いた。
倒れてきたアキがぎゅっと抱き締めてくる。
耳に熱い息がかかった。
「求められるのって……すげぇ嬉しい」