第4章 燻る何か
「アキ……アキ…!」
「結那……っ、はっ…」
そう、アキは今、私を…細川結那を抱いてるの。
他の誰でもない、私なの。
アキの震える唇から、私の名前が紡がれるだけで、心臓は音を立てる。
好きで、好きで…どうしようもないの。
言えない、言えないけど…ずっと想ってる。
揺れながら、お互いに名前だけを呼び合う。
アキの声が聞こえる。
呼吸音が聞こえる。
鼓動を感じる。
私の中で熱いアキが抽挿を繰り返し、激しい水音を立てているのが聞こえる。
私の上で乱れたアキは美しい。
儚く消えてしまいそうな表情をしながら、汗の珠を浮かべていた。
「アキっ…イっちゃう…!
あっ、んぅ…!」
「うん…はっ、ぁ……
結那、イっていい」
奥を何度も突かれ、境い目が曖昧のまま溶けて混ざって――ひとつになる。
涙を零し、震えながら達する。
アキを締め付けても、膣壁を擦って奥を突いて…抽挿は止まらなかった。
「っ、結那…!
んっ!……はっ、あ…」
奥に放たれたアキの熱を――飲み込んだ。
その後も私とアキは、揺れて乱れて、果てて…何度も繰り返した。