• テキストサイズ

君がいた常夏

第8章 逸脱


希灯はまた歩き出す。
今度は周回せず、その足は砂浜の出口に向かっていた。
『じゃ、そういうことだから。外に出たいならいつでも会いに来てね。殺す覚悟がないならゆっくり過ごしてね。』
「ちょ……ちょっと待てよ、希灯!」
「本気なの……!?」
「話を勝手に終わらせてんじゃねーぞ!」
どんどん離れていく希灯に、動けないままのみんなが怒鳴るように呼びかける。
『心配しないで。私が自分のコテージに戻ったら動けるようにするよ。』
そう言い残し、希灯は砂をサクサク踏みながらホテルへ帰っていった。









/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp