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稀人 ~異国の姫~

第7章 迷宮 ーアモンー







ア(久しいの、ミカエル。いつぶりじゃろうて?お主が上の世界に行っていらいか…)



レイ(…アモン。さっきのはなに?)

・・・お陰で死ぬかと思ったよ…



ア(殺すつもりなんぞないから安心せい)



レイ(…。)



私は冷めた目をアモンに向けた


ア(そんな目で見るでない…!少々荒療治せなんだら封印を破る事が出来なかったんじゃよ)



『お前の言葉は正しいが主を危険に晒すな』



レイ(はぁ、結果的に無事だったからもういいよ。
それより私に語りかけた理由はなに?こんな世間話をするためじゃないでしょ?)


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