• テキストサイズ

稀人 ~異国の姫~

第6章 砂漠ヒヤシンス




私はさっきの話が気になってアリババに小声で問いかけた



レイ「ねぇ、さっきは何て言いかけたの?」

アリ「あぁ、この辺にいる砂漠ヒヤシンスっつーのが居るんだよ。
そんで、そいつは酒が好物なんだ……」




ドガーン!!!





他「砂漠ヒヤシンスだぁぁぁ!!」



主人「なっ!!者どもワシの酒を守れぇぇ!!」


アラ「言ってるそばから出たみたいだよ!」

レイ「そうみたいだね」

アリ「酒なんかを運ぶからだ!!」



「キャー!!」



・・・!!!なに!?



私たちは女の人の悲鳴が聞こえた方に向かった



「わ、私の娘がぁぁ!!」



その言葉にヒヤシンスの方を見ると触手に捕まった少女がいた



/ 272ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp