第6章 砂漠ヒヤシンス
私はさっきの話が気になってアリババに小声で問いかけた
レイ「ねぇ、さっきは何て言いかけたの?」
アリ「あぁ、この辺にいる砂漠ヒヤシンスっつーのが居るんだよ。
そんで、そいつは酒が好物なんだ……」
ドガーン!!!
他「砂漠ヒヤシンスだぁぁぁ!!」
主人「なっ!!者どもワシの酒を守れぇぇ!!」
アラ「言ってるそばから出たみたいだよ!」
レイ「そうみたいだね」
アリ「酒なんかを運ぶからだ!!」
「キャー!!」
・・・!!!なに!?
私たちは女の人の悲鳴が聞こえた方に向かった
「わ、私の娘がぁぁ!!」
その言葉にヒヤシンスの方を見ると触手に捕まった少女がいた