第5章 町に出かけたら…
レイ「もうっ!そんなに驚くこともないでしょー」
ムスッとした顔で抗議したら
アリ「いやいや!驚くってー
なあ、使ったこともないのか?それよりお前の故郷には金がなかったのか?!」
レイ「んー、あったかもしれないけど…私は見たことが無いからわからないし……。物は現物支給だったから…。」
私の現物支給という単語にさらに驚く2人
・・・そんなに変わったことなのかな?まあ、普通ではないとは思えるけど…
レイ「まぁ私生まれてから自由に外に出たこともなかったからなぁ。
故郷で過ごしてたときもだに、軍に入ってからは尚更出る機会なかったし。あったとしても戦争とかだから町に行ったことなかったよ」
アリ「お前、なかなか壮絶な人生送ってるんだな」
こんな話をしながら市場でアリババにご飯を買ってもらって3人で食べながら歩いていると