第14章 ーバルバッドー 戦い
ジュ「あんだけ溜めといてこんだけかよ拍子抜けだぜ」
アリ「アラジン…いけるのか?」
・・今日のアラジンはなんかいつもよりスゲー。
なんだか大丈夫な気がするんだ…
アラ「うん…ぼくには勝てないな。」
・・ぼくの魔法はまだ未完成だからね。今のあの人にはとうてい勝てないな。
レイ「そうだね。
でもそれはアラジン1人での場合でしょ?
ここにはみんないる。みんなで戦えば勝てるよ!」
アリ「俺は無理だ…もうマゴイもねー、アモンの剣もねー…」
・・くそ!俺にもっと力があれば…!
アラ「そんなことはないよ!
きみの力が必要だ。君ならあの人と黒いジンに勝てる!!
それに壊れた剣は元に戻るよ!
ぼくはまだ熱魔法しか使えないけどアリババ君のジンが炎のジンでよかった!」
アラジンはそう言ってルフを集め熱魔法をアリババに向けて放った。
アリ「え、ちょ!うわぉ…!
なんだこれ!!」
・・アラジンが出した熱魔法でアモンの剣が元な戻った!!
これならまだ、やれる!
レイ「そうだよ!
それにマゴイは私が回復させてあげれるしね!
ついでに傷と体力もね!」
私はそう言ってアリババに手をかざした。
アラ「モルさん!
外にいるおじさんの仲間の人達を助けてここに連れて来てくれないかい?」
モル「わかりました。シンドバットさんは行かなくて大丈夫ですか?」
シン「ああ、レイのおかげで怪我、体力それにマゴイもほとんど回復してるからね。
ここで出来ることをするさ」
モルジアナはわかりましたと言って走って行った。