第10章 バルバット ー再会ー
レイ「う…またか!そう何回もやられると思うなよ!
我が身に宿りし子たちよこの身にまとわりつくものを薙ぎ払え!」
私は体内のマナを迸らせて黒い霧を吹き飛ばした
シン「俺にもこの類の力は聞かないよ。」
・・なんだ今のは?魔法でもないようだがルフが力を貸したように見えたが
シンドバットさんはそう言うや否や体が淡く光だし黒い霧を霧散させた
カ「なんだと!?」
シン「これで終わりかな?
これでアブマドとの約束が果たせるな。後はお前を捕まえて国軍に突き出すだけだ。
なぁ、怪傑アリババ君」
レイ「ちょっ!待ってよ!アリババにも訳があるんだよ!」
私が止めに入ろうとしたらジャーファルさんに止められた
この後シンドバットさんが大将同士でけりをつけようということで勝負を始めた
結果はシンドバットさんの圧勝だ
それを見て自分達も捕まり処刑にされると思った他の霧の団のメンバーが逃げていった
カ「俺の霧の団が…」
呆然としているカシムに対してシンドバットさんが驚きの提案をした
それは、
シン「霧の団に俺が入ればいいんだ!」
というものだった。
もちろんジャーファルさんは反対を示すがシンドバットさんに押し切られ霧の団に入ることとなった
そして、アリババが王宮に話をしに行くこととなった