第9章 煌帝国
ジュ「は?お前が今はダメっつうから待ってやってんだから早くしろよ」
レイ「ウソ、私そんな事言ってた…!
…あのさぁ、なんでそんなに私と戦いたいの?」
・・・そんなこと言ってたのか…。ジュダルのこの雰囲気だともうやるしかないのか
…戦いってあまり好きじゃないのに、元の世界でのことを思い出すし
ジュ「お前かなり強えぇだろ!それに何つったか…あ!フィルだフィル!それが見て見てぇ!!」
レイ「前にも見せたじゃん」
ジュ「あんなの少し指が光っただけじゃねぇか!!もっとあんだろ!」
ジュダルが私を逃がさないようにジリジリと詰め寄ってくる
私はジュダルが絶対に引き下がる気配がないとわかったので諦めて勝負を受けることにした
レイ「はぁ、わかったよ…最近、身体動かしてなかったからなまってるしちょうど良いかな!」
私はパタン、と本を閉じてジュダルと共に外に出た