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淫夢売ります

第9章   あふれる想い


しかし、パンチングマシーン。当然やったことがないが、男の子の今の力なら・・・!
さすがに、体格差もあったことから、これではちーちゃんに勝った。

存分に楽しんだ。

お昼は私の希望でスイーツビュッフェ。男子になっても心は女の子なので、やはりスイーツは食べたい。それに平日昼間なので、安上がりだし、夢の中なので、いくら食べても太らない。
ちーちゃんが大盛りでケーキを持ってくるので、私も負けじと食べる。
互いに美味しいものを交換しあって食べたりする。学校の話、将来の話、食べながら色んな話に花が咲く。

ちーちゃんはやっぱり将来は法律関係の仕事がしたいんだそうだ。
私は旅行会社に勤めたい。
互いに夢を語る。

昼からは水族館だ。ちょっと洒落た大人向けのところ。
透明な水槽から幻想的な青い光がフロアに差す。
その光に照らされるちーちゃん横顔ばかりを見てしまう。

なんて、可愛くて、なんて、なんて愛おしい。
ずっと、側にいたい。この人の隣にずっとい続けたい。

プロジェクションマッピングにはしゃぐ姿も、
不思議そうにクラゲの水槽を眺める真顔も、
何もかもが、私の心を掴んで離さない。

そして、夕暮れを迎える。

繁華街を駅に向かって歩く。
まだ、時間はあるのだろうか?魔法が解けるまで、どのくらいあるのだろうか?

ダメだ・・・このまま帰すなんて。このまま目覚めるなんて。

私はぐいとちーちゃんの手を引くと、そのままホテルに入った。
ちーちゃんは最初は戸惑っていたけど、私の気持ちが伝わったのか、黙ってついてきてくれた。

ファッションホテルとか、ブティックホテルとか言われる種類のホテルだ。
当然、私もちーちゃんも初めてだ。

「わ~すごい・・・天蓋付きだ」
ちーちゃんがボンとベッドにダイブする。ふわふわのベッドだ。
ホテルの部屋は意外と広い。ベッドが大きいが、それ以外のスペースもそれなりにある。
お風呂も広い。二人で入ることを想定しているからだろうか?

ちーちゃんがゴロンと仰向けになって、私を見る。

「ねえ、蓮くん・・・」

多分、ちーちゃんはただ私のことを呼んだだけだと思う。他意はないのだろう。だけど、ベッドの上で、私の名を呼ぶ、その姿を見て、もう我慢ができなくなった。
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