第9章 あふれる想い
覆いかぶさるようにちーちゃんに抱きつく。
鼻腔をくすぐる良い香り。いつも、一緒にいるときはそんなふうに思わなかったけど、音のこの子の体になったせいか、とてもちーちゃんの匂いを強く感じる。
ちーちゃんがおずおずと私の身体に腕を回す。
「蓮・・・くん・・・苦しいよ・・・」
「好きだ・・・ずっと、ずっと・・・大好きで、大好きで・・・。
今日も、一緒にいて、もっと好きになった。だから・・・」
全部・・・ほしい。
ぽんぽん、とちーちゃんが背中を叩いてくれる。
温かい気持ちがふわっと広がる。
「いいよ・・・蓮くん・・・。私も好き・・・」
「ごめん、嫌なら言ってね・・・」
自信がなく、思わず言ってしまう。でも、ちーちゃんは首をふる。
「そんなこと言わないで・・・。嫌なわけがない」
そっと、口づけをする。彼女の吐息が鼻にかかる。
ふわりと甘い香り。
もう一度、キス。ついばむように一回、求めるように、もう一回。
首筋にキスをすると、彼女は「あん♡」と甘い吐息をもらす。
少し身を捩るので、それに合わせて、自分の足を彼女の足の間に入れる。すこし、足を開かせるような格好だ。
柔らかい身体・・・
心地よい膨らみ。
「服・・・脱いで」
身体を引き起こすと、彼女はワンピースを脱ぎ捨てる。私も服を脱ぎ、下着まで一気に取り去る。
ビンとおちんちんが張り出している。
そういえば、男性になって、初めて、勃起した状態の自分のおちんちんを見た。
こんなに大きくなるものなのか・・・
多分、長さは15〜6センチ位はあるだろう。
太さは女性だった頃の私が親指と人差し指で輪っかを作ったくらいはありそうだ。
先端の皮は剥けていて、つるりとした亀頭が見えている。先端の割れ目からはヌルヌルと光る液が溢れ、それを濡らしていた。
カリ、というのだろうか。一旦太くなり、また、段差を持っている部分がある。
あり得ない三本目の足を動かすようで、最初は慣れなかったか、すぐにコツを覚える。ちょっと力を入れると、びくんと上下に動く。
本当に、おちんちん、生えている・・・。
それは不思議な感触だった。
そうこうしているうちにちーちゃんもショーツを残して全裸になっていた。さすがにショーツまで自分で脱ぐのは憚られたらしい。