第40章 閉ざされた庭園
おずおずと舌を出すと、ユミがそれを優しく吸ってくれた。
いつの間にか私はユミの細い腰に腕を回し、ユミを抱きしめるようにしていた。
「裕美・・・可愛い・・・好き・・・」
好き、という言葉に載せて、また、軽く唇にキスを降らせてくる。
その甘いプレッシャーに「あ・・・」と声が漏れてしまった。
「裕美のこと・・・ほしいの・・・ずっと、待ってたのよ
ずっとずっと・・・ここで、私、ひとりで」
頬に、首筋に、耳たぶに、キスが降ってくる。
ユミのまつげが頬にあたり、くすぐったくて、気持ちよかった。
「だから・・・いいでしょ?」
私が答える前に、ユミの細い指が私のブラウスのボタンを外し始めていた。胸が開けられ、なんの飾り気もない、白いブラジャーがあらわになる。ここに来て、やっと私の羞恥心が機能し始めた。
「だ・・ダメ・・・」
腕を胸の前で合わせる。なんにも可愛らしくない下着・・・大きくもない胸。そんなの、見られたくなかった。
「ダメは・・・ダメ」
くすりとユミは微笑むと、私の手をそっと胸の前から外してしまう。私もそれほど力を入れて抵抗してはいなかった。
「きれいだよ・・・裕美・・・」
そのまま背に腕を回し、ホックを外す。あっけなく、私の最後の防壁はユミの手で取り払われてしまった。
頬が紅潮する。
胸がドキドキして、止まらなかった。
「は・・・ずかしいよ・・・」
腕で胸を隠したい衝動に駆られるが、また、取り払われるだろうことは容易に想像できたし、それに抗えないこともわかっていた。だから、そのままの姿をさらしてしまう。部屋は明るく、半裸の私の姿は容赦なくユミの視線にさらされていった。
せめてもと、顔を背けてみる。
「なんで?・・・裕美の身体、すごくきれい・・・乳首、ピンク色。かわいい・・・」
チュッと・・・ユミが私の左胸の頂きに口づけをする。
恥ずかしいほど勃起してしまっている乳首が吸われ、甘い痺れに声がまた漏れてしまった。
「へへ・・・すごい・・・いやらしく立っているよ?」
ちゅばっとわざと音を立てて吸ってくる。右の胸をゆっくりと揉まれながら、左の乳首を舌で転がされ、吸われ、甘噛される。
ダメ・・・ダメ・・・感じちゃう!
自分でするのなんか比較にならないくらいの快感に身を捩る。