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淫夢売ります

第40章   閉ざされた庭園


「私は、新海・・・」
「下の名前は?」
「ひ・・・裕美」
「ふーん、裕美っていうの?ユミ、裕美、『ミ』が同じだね」
そう言って、ユミは手を差し伸べた。私もおずおずと手を伸ばし、その手を取った。
握った手はしっとりしてて、滑らかで、とても繊細だなと感じた。
「よかったら、うちでお茶しない?」
屈託なく、笑うユミの笑顔に、どきりとしてしまう。
どきりとして、何故か私は赤面していた。
ユミが私がさっきまで見つめていた庭を指差す。
「ごめんね、そこは開かないの。お庭、入れないんだ。でも、お家なら入れるよ。お家の窓から座ってお庭も見られるの。だから、こっち・・・表から回りましょう」
そう言って、ユミは私の手を引き、屋敷の中に招き入れた。
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