• テキストサイズ

オオカミ少女は愛の夢を見る

第1章 転入生 白井狼薇という少女



雄英高校の正門は、今日も変わらずそこにあった。
白井狼薇は、その前で一度だけ立ち止まる。

特別な場所だと、分かっている。
だからこそ、自分は特別であってはいけない。

隣を歩く担任の相澤消太は、眠たげな目のまま言った。

「お前の事情は、ここでは誰も知らない」

白井は頷く。

「教師側で管理する。お前は、ただの生徒だ」

ただの生徒。
その言葉を胸に置いて、白井狼薇は校舎へ足を進めた。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp