第6章 霖雨蒼生(りんうそうせい)
そのままクチュクチュとアソコの入り口ばかりを責められる。
陰唇の入り口ばかりをなぜられ、水音ばかりが広がる・・・。なのに・・・一向にそれ以上中に・・・
え?中にって・・・
私ってば・・・もっと中に欲しいっとかって思い始めちゃってるよ・・・。
クイクイと腰が勝手に動く。ダリの少しゴツゴツとした男性らしい指をもっと体の奥までほしいって、動いてしまっている。
だって、だって・・・あのときは・・・。
そう、思い出してしまっていた。あの「契」を交わした夜。ダリの指が私の知らない、私のいいところをたくさん弄ってくれたこと。体の奥がとろけるような快感。
乳首を舐められ、秘唇の入り口をひたすらにいじられて、私の乙女としての理性がグラグラと崩壊しかけている。
もうこの時点で私は全裸に剥かれていた。ダリの指先ひとつで喘ぎ、舌先ひとつで腰が跳ねる。
「ひゃん!」
何か、新しい刺激が・・・見ると、ダリの尻尾が、私の脇腹をさわさわと撫でている。それがまるで身体をしっとりとなぜられているようで、気持ちがいい。でも、もっと・・・もっと中に・・・。
「ああ・・・んん・・な・・んで・・?」
なんで、もっとしてくれないの!?
もしかして・・・これも!?これもなの!?
身体をうずかせながら、薄く目を開くと、ダリが例のいたずらっぽい笑みを浮かべる。
何が欲しいんだ?と言っている顔をしている。
いやあ・・・。
一瞬、我慢しよう、とか思ったけど、全く無駄だった。そもそも、最初にキスをねだってしまった時点で私は完落ちしてるのだ。今更・・・無理だ・・・
「だ・・・り・・・もっと・・・奥に・・」
べろりと舌を首筋に這わす。まるで、『もっとちゃんと言え』と言われているような気がした。
「奥・・・奥に・・・指ぃ頂戴・・・」
「綾音は・・・とても可愛いの・・・」
キスが降ってくる。舌が口腔内にするりと入り込み、私の脳をとろかしていく。口をふさがれたまま、私の下のお口、秘唇の中にぬるりとダリの指が入ってくる。