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天狐あやかし秘譚

第45章 雪月風花(せつげつふうか)


豪語しただけのことはあり、彼は延々と続けることが出来た。結局、すべての人の記録を抜かしたところでもまだ余裕だったので、そこで打ち止めにしたことから、彼の記録については『時間測定不可』となったくらいだった。

「へへへ!」

できることになると、異常に得意気になるのがこいつだよな・・・と思う。良くも悪くも向上心というか、自意識が強い。その分、努力家なんですよ、と宝生前がフォローしていた。

ゲームの勝敗は、以下のようになった。

1位 清香
2位 御九里(大人げない!!)
3位 芝三郎
4位 ダリ
5位 綾音
6位 土門

「やった!!」
清香ちゃんが意外なことに一位になり、彼女は大層喜んでいた。

プレゼントの配布の後は、ケーキである。パティスリーで買ってきたホールケーキを冷蔵庫から出してきた。とっときの紅茶も一緒に淹れる。眠れなくなるといけないので、清香ちゃんと、一応、芝三郎もあったかい黒豆茶にした。ところが、ダリも「我も、そっちがいい」と言ってきたので、ダリにも黒豆茶。

こうして、ケーキを皆で食べた。お腹はそこそこいっぱいだっただろうに、清香ちゃんと芝三郎は夢中でケーキを食べていた。
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