第31章 誨淫導欲(かいいんどうよく)
その後、ダリは色々説明をしてくれたが、要は幻術とか、催眠術のようなものらしい。互いにレズるように仕向けたということだった。
「双子なので、互いの気持ち良いところをよく分かっておる。先程から狂ったように求め合っておるぞ」
何だか・・・ちょっと・・・可愛そうな気がする。
「おや、綾音さんも無事でしたか」
宝生前がダリの部屋に入ってきた。
「部屋にいなかったのでこっちかなと。ああ、部屋にいた男たち二人は・・・」
「ありがとうございます。宝生前さんが貸してくれた釘で撃退できました」
むん、と力こぶを作って見せる。
なんか、やっと自分も陰陽寮の一員になれた気がした。
「で・・・この子達は・・・」
宝生前も私と同じ疑問を持つわけで・・・。一応簡単に私から説明をした。
「はあ・・・幻術ですか・・・。便利ですね」
宝生前のところにも女の人達が来たらしいが、そちらもなんとかしたようだった。
まあ、宝生前さんは男が好きだから、全く心配していなかったんだけど。
そう、私は事前に宝生前の性的指向の話を聞いていたのだ。この派遣の話が来て、最初に宝生前に会ったとき、本人から聞かされていた。
『多分、以前派遣された陰陽師が帰ってこなかった理由は色仕掛けだと思います。この手の孤島では外部の血、特に若い男を逃さないように、女が色仕掛けで絡め取ろうとする、という習俗はよく見られるんです。まあ、だから、土御門様は私を調査員に選ばれたんですよ』
なんせ、ゲイですから!
と彼は胸を張った。
「あああ!!!もう・・・ダメ!イク・・・イクうう!!!」
千夏が妹である千春からのアナルとオマンコ同時攻撃の末、絶頂したようだ。そのままヘナヘナと崩れ落ちる。
「ああ!お姉ちゃん・・・私もぉ・・・私も気持ちよくしてええ!」
千春が切なそうに腰をくねらせる。
「主も気をやると良い・・・どれ・・・」
え?まさか、ダリ!あんた!
エッチなことしようってんじゃあ・・・と思ってぎろっと睨んでいたが、ダリがやったことと言えば、千春の額に印を結んだ指を立てて呪言を唱えたのみだった。
「ああああ♡いぐううう!!!」
突然、キロっと千春が白目をむいて昏倒した。