第114章 純情可憐(じゅんじょうかれん)
「ひぁあああん、ひゃん♡あっ♡・・・あっ♡・・・深い・・・深い、深いっ!・・・もう、もう許して、堪忍、堪忍してぇ!!」
快楽を逃がそうと頭を振り乱そうにも、それすら許してくれない。がっちりと押さえられ、唇を吸われ、上の口も、下の口も彼でいっぱいになる。
「ほうしょう・・・まえ・・さん・・・桐人・・・さん!桐人さんっ!・・・ダメ、怖い、怖い、怖い・・・ぃ!」
こんな感覚を私は知らなかった。どんどん身体が高められてしまう。それは単に彼のペニスの大きさだけでもたらされているとは思えなかった。視線が、言葉が、優しさが・・・そして、それ以外の何かが、私の身体も心も高いところへ高いところへと押し上げていってしまう。キュンキュンと膣が痙攣するように収縮し、子宮が降りてきているのがわかる。こんなのも初めてだった・・・。何処まで行ってしまうのか、このまま何処まで連れて行かれてしまうのか、怖いくらいだった。
だから、私は、世界で一番頼りになる彼にしがみついて、キスをして、抱きしめてもらって・・・そして・・・この上ない悦びが、私の身体を貫いていく。
また、また来ちゃうっ!もっと深く、深く来ちゃううぅう!
何かが身体の奥から溢れてくるような感覚、尿意にも似たそれを私は止めることができなかった。びゅっびゅっと知らない何かが私の陰裂から溢れ出す。え?何これ・・・?と思った数秒後に、凄まじいまでの快感が私の全身を震わせていく。
「あぁっ!ああああっ♡」
再び私はのけぞり、身体のあちこちが不随意に痙攣する。
膣も震え、彼のものを締め付け、その瞬間にぷくりと大きくなったような気がした。その震えが彼のものなのか私のものなのかわからないまま、私の視界は真っ白になって、身体中がこの上ない幸せに包まれていって・・・
私はどうやらこのあたりで、意識を失ってしまっていたらしい。