第105章 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
その声に応えて、猫神がにゃあとまた一声鳴く。今度は、陰裂から染み出る愛液を舐め取るようにクニクニと舌を動かしてくる。
『ヒャア・・・そ・・・それも気持ちい・・・気持ちいいよぉ!!』
こんな感じで、クリトリスを、陰唇を、時にはお尻の方までも・・・ぺろぺろ、ぴちゃぴちゃ、あの少しあったかいザラッとした舌でなめなめされてしまった。お股に感じる未知の刺激、それに加え、おっぱいまで自分で弄ってしまい、日暮は全身を震わせ、甘い声を上げ、何度も、何度も絶頂してしまう。そして、この行為にすっかり夢中になってしまい、気がついたら2時間近く時間が経っていた。
結局、最後は猫神の『もう付き合ってられんにゃ』といわんばかりの『にゃああっ!にゃ!』という宣言で、やっと自慰を終えることができた。あまりにもイキ過ぎて、その後は糸の切れたマリオネットのように、下半身丸出しのまま眠りについてしまった。ぐっすりは眠れたものの、なにせ2時間もオナニーし続けていたのだ、そもそも睡眠時間そのものが少なくなってしまっていた。結果、まんまと睡眠不足となったというわけだ。
ーど、どうしよう!土門様には、私があんなことしちゃったことも分かっちゃっているかもしれない!は・・・恥ずかしい・・・
占部衆筆頭の土門杏里はその二つ名を『千里眼・土門』というだけのことはあり、本来ならば知り得ないようなことも感知していることがある。それを思い、日暮の背中にたらりと冷や汗が流れる。
「恋する乙女ですからね・・・愛しい人を思って眠れないこともあるでしょう」
きしししし、と土門が笑う。それを聞いて、日暮は少しだけホッとする。
ーよかった・・・恋煩いだと思っているみたい・・・
顔を赤らめているのも、愛しい人を思って、ということで理解してくれている?
それはそれで恥ずかしいことには違いないけど、オナニーがバレているよりましだ。
そんな風に日暮は思っていた。
様子のおかしい二人の女を見て、要領を得ず頭に疑問符を並べていた冴守が、コホンと咳払いをする。
「あ・・・あの・・・会議、進めてよろしいですか?
っていうか、もう、案件の共有は終わったので、最後土門様から何かあれば、なんですが?」
ああ・・・と土門が声を上げた。