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天狐あやかし秘譚

第105章 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)


ポツリと言うと、にゃあ、と猫神が応えた。このとき、頭がすっかりピンク色に染まり、身体の芯がジクジクと疼いてしまっている日暮の脳裏に、普段なら絶対に考えつかないようなアイデアが浮かんでしまう。

も・・・もしかして・・・

ゴクリと喉を鳴らす。先程のザラリとした刺激・・・あの感触が頭から離れない・・・

「ね・・・ねえ、ニャンコ先生・・・」

にゃ?

不審そうな顔をして、主の顔を見つめる猫神。
この後、猫神はかつてない主からの『要請』に、2時間以上もつきあわされる羽目になったのだった。
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