第101章 興味津々(きょうみしんしん)
憑依した霊は数時間から数日で抜けるにしても、それ相応の身体的、精神的影響を及ぼす。
色の違いは引き寄せる霊の違いだ。
『青』は自然霊を、『黄色』は動物霊を・・・そして『赤』は・・・
「どうだい?陰陽師さんよ・・・『色情霊』に取り憑かれた気分は?」
憑依が完成した瞬間、処女であるはずの私の身体が発火する。
胎内がズクズクと疼く。霊の記憶が流れ込んでくる。
ああ・・・ホシイ・・・ホシイ・・・おちんぽ・・・
犯してほしい、私・・・全部・・・
びくん、と身体が跳ねた。憑依の衝撃に体が耐えられず、軽く絶頂に達したのだ。
たらりと、口の端からよだれが垂れていく。
かろうじて残った私の『意識』が身体の熱にあぶられゆっくりと消えていく。
生命の危機じゃなかった・・・貞操の危機だ・・・
そう心の中で呟いたかろうじて残っていた私の理性も、次第、次第に薄れていく。
心拍が激しくなる。身体の興奮がどんどんと私の精神のタガを外してしまう。
変わってしまう、書き換えられてしまう・・・
ああ・・ああ・・・・
体を巡る、脳を侵す淫欲の奔流が、私の心も理性も、なにもかも、色情霊のそれに染め上げていってしまった。際限のない肉欲が、私の全てを塗り替えていった。