【aph】セカイはいつか飽和して【dc】【prsk】
第2章 薫風が帯びる
「どういう人が来るんだろ?」
︎︎ライブという言葉に反応した奏が瑞希に聞いた。
「スマホで調べたら出てくるんじゃない? ……ほら、あった」
「へー結構色々来るんだね」
「本当だね。すごいね」
︎︎ずらりっと参加者の名前が並んでいる。どれも見たことがない名前だった。
(……沖野ヨーコ?)
︎︎視界に入れた情報を見えないフリをして他の参加者を見る。
「このステージに出てる人って有名な人ばっかりじゃないんだね」
「……プロのステージ以外に、アマチュア部門のステージもあるんだ」
「そうだね。アマチュア部門はダンスユニットが多いけど、歌のレベルが高いユニットも来るみたい」
「へえ。結構ジャンル幅広いね」
︎︎このライブあんまり興味は無いのかな。よく分からないし。
「ねえ、せっかくだし、このシブヤ夏祭りのライブイベント、みんなで行ってみない?」