第2章 なんでも摂取しすぎるな
土方side…
「じゃあ、あればなんですけど、布団ひいてちゃんと寝ませんか?」
…は?コイツは一体何を言ってやがる。とてもじゃないが彼氏がいた事がない女とは言えない発言だ。
『………は?』
思わず心の声が漏れちまった。だが俺の思った事は間違ってないし正当な理由だ。それを伝え俺は口を開いた。
『お前自分が言っている意味が分かってるのか?男と女が一緒の部屋で寝るんだぞ。』
すると帰ってきた言葉は俺には刺さるものが少しあった。
「私、土方さんがそんな事して来る人だなんて思ってないです。だって警察ですから。それにずっとこの1週間何も私に手を出したりなんかしてないじゃないですか。」
そういう問題じゃねぇよ。
近藤さんも総悟も部屋が離れているから俺はここにいる。なにかあった時にコイツをちゃんと守れるように。
だがそんなことは口には出せなかった。
言い出せば聞かないタイプだと思った俺は渋々布団を出して横になる。
…すげェ視線感じるんですけどォ!!
しかもなんか慌てた様子で言葉もままならない様子だった。また目眩でも起こしているのかと聞くと、大丈夫です!おやすみなさい!と言われ、そこからお互い口を開くことはなかった。
なんなんだコイツは…。
強そうに見えて、男勝りで、だが視線を感じた瞬間から様子がおかしかった。
よく分からんやつだ。
あれだけ慌ただしかったのにもうスースーと寝息たててやがる。
どこまで無防備なやつなんだ。男を信用しすぎだ、先が思いやられる。
だが俺も警察だ。やれることはやる。
右も左も分からないこの世界で守ってやれるのは俺たち新撰組だけだ。
「明日はあの天然パーマか。気が進まねぇな。」
そう俺はボソッと呟いてしばらく眠りには付けなかったが、いつの間にか意識を手放していた。
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明日は万事屋へ行く瀬名と土方であった。