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ヒカリノキオク【ヒロアカ】

第3章 はじめましての訓練


公安の長い廊下。
を育ててくれた大人たちが並んでいた。

「くん、元気でな」
「困ったらいつでも戻ってきなさい」
「また遊びに来てもいいからね」
「訓練もちゃんとするんだよ」

ひとりひとりが本気で心配し、本気で送り出そうとしていた。

(……みんな、ありがとう……)

振り返れば泣いてしまいそうで、
は一直線に前だけを見た。

ホークスは横に寄り添いながら、
声ではなく“羽根”で励ます。

(……大丈夫、って言ってくれてる……)

深呼吸。
は一歩を踏み出した。
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