第2章 奪われた初恋と手に入れた女
仁美の高い矜持をへし折って、腕の中で組み敷いて縋るように声を上げる姿は、直哉を十分に愉しませた。
直哉はゆっくりと仁美の服を脱がせていく。
嫌だったら簡単に振り解けるほどの力で、優しく。
震えてシーツを掴む仁美の手が邪魔をしないと、直哉はよく分かっていた。
そんな仁美に満足しながら、手を滑らせて仁美の下半身に向かう。
「口は下手くそやけど、ここだけは極上や。」
何度も自分のモノを咥え込んだ仁美のソコに触れると、直哉は濡れているソコに指を入れた。
「っ…!」
急に入ってきた指に、仁美の喉が鳴った。
仁美の反応に関係なく、直哉は仁美の中を指を使ってほぐしていく。
「俺の咥えただけで簡単に濡れるんやな。」
直哉は楽しそうに、仁美の首筋に唇を押し付けて、出てくる愛液を弄ぶ。
指を抜くと、濡れた指先でその上の突起を撫でた。
「あっー…っ。」
我慢していた声が漏れたと同時に、シーツを握る拳に力が入る。