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【NARUTO】夢見が丘【トリップもの/中編】

第3章 神様ありがとう



「そういえば、町にいたときブツブツ言いながらキョロキョロしてたけど…」



しまった…。
仕事…。

初日から遅刻なんて…やってしまった…と、近くにあった枕を抱え込み項垂れる。
『私、今日から仕事で!仕事場が分からなかったので…それで…迷子に…』
「そういうことか…。体調が大丈夫なら私送っていくけど?」

これ以上迷惑をかけては…人としてどうなのだろうか!


『そんな!あの大丈夫です。それでしたら…上忍待機所の行き方だけ教えて頂けませんか?』

「ん~?待機所が仕事場?君、忍?」







オーマイガー…。






「カカシ先生!どうしたの?」
「火影様が来てほしいってさ。ところで、何してたのよ?」
「この人…って、まだ名前も聞いてなかった。」


神様…私…
この世界にいたら…あと何回倒れたら良いのでしょう?


『う、太巻…瑠璃……
ありがとうございます……』
「え!!ちょ!嘘また!?」




カカシ先生…
銀髪が麗しいです…。
本物は…漫画の数億倍かっこよくて…

本当…
ありがとうございます…。


本日2度目の気絶だった。

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