• テキストサイズ

【NARUTO】夢見が丘【トリップもの/中編】

第5章 夢小説っぽい!!



二人の驚愕した叫びに驚き、持っていたビールを溢してしまう。

「だ、大丈夫かい!?」
『あ、す、すみません…。』

その場にあったフキンで直ぐ様拭きにきてくれるヤマトさん…。
こ、こ、こんなに、近くに…。

『あ!すみません。私ったら…あの、大丈夫です。じ、自分でしますので…』

そんな様子を…更にジトーッと見つめる二人。

『あの、私、家すぐそこなので、ちょっと着替えてきます。』
「あぁ、分かった」

先に食べていて下さいね!と残し、私は着替えるべく自分の家へと向かった。





―――――……




数十分後…。
焼肉Qへと戻った私は…またも興奮のあまり倒れそうになる。

「あ!瑠璃ちゃ~ん!おかえり…って可愛い♪すごく似合う♪」

さっそく着替えた服を褒めてくれるサクラさんに、お気に入りを着て良かったと照れながら近寄っていく…
いや…かき分けていく。



そう…
これは…何の祭りでしょうか。

四人席で座っていたはずなのに、いつの間にか座敷貸し切り状態の、大騒ぎになっていた。
しかも…このオールキャラ大集合のような豪華さは何なのだろう!

奥の椅子席には綱手様と自来也様。
座敷には、先程のメンバーに加え、サイ君も合流している。そしてカカシ先生やアスマ先生、紅先生にガイ先生と上忍師大集合ですし…ナルト君の同期達まで…。
私がいなかった数十分で何が起こったのだろうか…。

私はサクラさんの元に駆け寄ると、隣に座った。

『あ、あの…これは何のお祭りでしょうか?』
「いや…あのですね…」

サクラさんから聞いたところ、まずカカシ先生がヤマトさんを見つけて絡んできて、その後シカマル達をつれてアスマ先生が入ってきて、元々一緒に食べる約束をしていた元紅班が登場。
カカシに勝負を挑みにきたガイ先生が、この集まりに参加させろと、リー達、元ガイ班を連れてきたそうだ。
賑やかにしていたら、そこに綱手さまと自来也様が楽しそうだなと合流…。

「今に至ります…」
『あ…な、なるほど…』

里の精鋭達が、1ヶ所に集まっていて良いのだろうかとも思いつつ…




『ゆ、夢小説っぽくなってきたぁ…』



と、一人感激していた瑠璃である。

/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp