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いいれんれん〜2人の距離〜

第6章 6話





「……んん。...つーちゃん。はょ」
腕の中でもぞもぞしてるつーちゃんに気付いて目が覚めて


「うん。おはよ」

「何時?今。」
スマホ片手にいるつーちゃんにまだ目が覚め切ってない声で聞くと目覚めるにはちょっと早いかなって時間


「早起きだね」

「うん。………秋くん仕事?」

「あー。………いや。今日はオフ」
つーちゃんの頭に擦り寄って抱きしめる力をちょっと強くしたりして


「つーちゃんは?」

「私はー。……今日はゆっくりしようかな」

どうやら仕事が生き甲斐のつーちゃんは束の間の休憩らしい
「つーちゃんは働きすぎ。たまには構ってくれなきゃ」
そう言っていちゃいちゃしようとするのをやんわり拒否されて


あれ




今までそう言う時は大体…


「………つーちゃん?」

「…なに?」


「……お腹調子悪い?」
少し起き上がってつーちゃんの顔色を見て

「悪くないよ」

「そう?」

思わず子宮あたりを手のひらで温めるようにさする

そしたら手を握られて


「あ、でも確かにまだ生理の周期じゃないね」
前回の生理までを思い返してそう言うと

なんでかちょっとだけ恥ずかしそうにしてすぐに否定してくる


「違うよ。元気!」

「……そう?」

生理じゃないなら


気のせいかな




でもそっか。
てことは……



「ならさ!……俺からのお願い。聞いてくれない?」
そう言ってつーちゃんを自分の上に向かい合わせになるように乗せた


「う、わぁっ!……なに?」
びっくりした顔してて

なんかそんなのも可愛くて







「つーちゃん………今日俺とデートしてくれない?」


そんな事言ったらつーちゃんは

コクコクと頷いてくれた




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