第3章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】06~10話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
09/40話:1(2/2)/1P┃26/00P┃1550字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「な、ナゼか意味不明に………メチャクチャハズかしいので……ご了承願います…」
告げて、ペコリとお辞儀をするとローくんがめずらしく、声を出して笑った。
「さっきからスゲェ真っ赤な顔してるもんな。なに、そんなにおれが好きなのか?」
「え!?」
(コレってローくんが…好きだから……こんなにハズかしくなってるの私!?ウソ!?)
分かったところで、ますます熱くなった顔と身体をどうにもできないし、彼の姿を視界に入れてられなくて、うつむくことしか今の私にはしかできない。
「ホントだ………コラさんの言う通り、発言や対応より、全然真意が分かるんだな……」
チュッ
ローくんに突然キスをされて、ぼわっと髪が爆発したみたいに逆立った。血液が一瞬で波打って心臓が甘い疼きで痛む。
「ちょっ!!しぬ!?」
「はは、お前の反応正直なんだな。こんなにおれが好きなら、今夜はスゲェ愉しめそうだ」
「~~~~~~~~~~っ!!」
「怒んなよ?嬉しかっただけ、だ」
「お、怒んないけど………あぁ、もう!!」
「イイだろ?お前ほどにおれとコラさんを愛して大切にして助けてくれたのも、おれ達ほどこんなにお前を愛しているのは他にいねェんだ。それって『幸せ』ってヤツだろ?」
今までには見たことのないくらいの優しい顔で笑うローくん。それは『こんな風な彼が見たかった』と私が心の底から願っていたこと。
「好きだ、キャラ………ずっと大好きだった」
「うん。私も……好きだよ、ロー」
ふたりで吸い込まれるように口づけを交わす。
(あぁ、……………!!覚悟決めろ私っ!!)
そうして私は彼に抱かれることになる。
触れる手も指もふるえていて不安気な眼差を見ていたらハズかしさどころではなくなれた。
すごく不安そうな様子も、いちいち大切に優しくしてくれるのもコラさんと同じで、いつも優しいあの人が特にそうだった初めての夜を思い出す。
(ヘンなところが似てるんだから……)
与えられるローくんの一つ一つの行動が『私を好きだった』と伝えているみたいで───
ただただ涙が流れる。
そんなローくんとの初めての夜だった。
