第3章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】06~10話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
08/40話:1(2/3)/1P┃23/00P┃2200字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「でもローお前、こんなに大きくなってホントによかったよな。ろくに食わせられなかった時期もあったし、ガキの頃は好き嫌いも多くて大変だったなぁー」
コラさんがしみじみと語る内容が私も全面的に同意見なので、何度もはげしくうなづきながら口を開く。
「本当!こんなに大きくなって。この世界の人って子供の頃はふつうサイズでも大人になるとやたら大きくなるよね。成長痛とかスゴく痛いんじゃない?大丈夫だった?」
(この【ONE PIECE】ってふしぎとみんな小さい頃から大きいんじゃない。日本人平均より大きくなるのがほとんどなのに。むしろ少し小さい。……尾田先生の感覚?)
「確かにおれも昔は大きくなかったな。成長痛は痛かったけど、みんながある一般的な物だから大丈夫だ」
「おれはあんたらが心配してたから、意識して伸ばしたんだ。それに健康そうだったら[珀鉛病]もちゃんと完治済な証明になるだろ?あとはコラさんが大きかったから、そういうのが好きなのかと思って……」
(え……………)
「お前ってほんっとに、コラさんと━━━さん好きだよな~」
「んなワケあるか。調子にのんな」
また照れ隠しに、勢いよくおにぎりにかぶりついている[無防備]なローくんを微笑ましく見つめる。
(よし、)
「ロー………」
「ん?」
おにぎりを食べ終わったローくんを軽く引っ張り上げて背の高さにときめき、立った彼に躊躇なく抱きついた。
「お!おれ、ガキ共んとこに行って遊んで来るから、お前ら好きにイチャついてていいぞ」
「ありがとう……ロシィ」
「おう。《サイレント》もしとくな」
手を振りながら言って子供達のところへ向かうコラさんを視界の端に入れながら、ローくんを堪能するために静かに目を閉じる。