第3章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】06~10話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
08/40話:1(1/3)/1P┃22/00P┃2200字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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今回はあたたかな春島に寄港したので、今日はコラさんとローくんと子供達となつかしのピクニックタイム。
その辺で楽し気に遊んでいる子供達を見ていると、コラさんが不意につぶやいた言葉。
「そりゃあ好きになっちまうよな………」
「なにが?」
「昔のおれとローの話だよ。めちゃめちゃヒドイ目に遭ってた中であんな風に優しく親切にされたら誰でも好きになっちまうんじゃねェ?」
「ああ………そりゃ、そうだよな。分かってなかったとは言わせないぜ?━━━さん?」
(くっ…!バレてる上に逃げられない感!!)
遠い目をしながら悪どい顔でニヤニヤしてくる二人に、早々に白旗を上げることにした私。
(まったく………貴方達には敵いません)
両手を目の高さに上げて『お手上げ』のボーズを取りながら覚悟を決めた。
(はぁ………………)
「そうだよ?私、もう………すごく確信犯でした!だってロシィもローもなんか好きで好きでスゴく切なかったんだもん!!好意だって持って欲しかったし。メチャクチャ下心と策略満載でしたけど!!!……悪い!?」
「ははは、それにハマって2人でこんなに惚れてんだから見事に大成功だな……!!」
「責任取れよ?━━━?」
「………そんなのむちゃくちゃ望むところなんだよ?覚悟してよね!!めっちゃ嬉しいんだから!!!」
(あ─────ヤバい、ヤバい……)
すねたように口唇を尖らせて、コラさんにそっくりな可愛い子供達に抱きついて「パパとローくんががカッコいいよ~」と泣きついたらベガが私を撫でてくれる。
「ちゅき?」
「スゴく大好きで困るの~」
「うれしい?」
「うん!嬉しい。ママ、幸せなんだよ」
アルタイルの問いにそう言って微笑めば二人は嬉しそうに笑ってくれていた。
(ノロケるのは子供にするに限る!)