第2章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】01~05話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
05/40話:1(3/4)/1P┃13/00P┃2200字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「ん……━━━………」
熱っぽいかすれた声で私の名前をつぶやいて、繊細に動いて絡まる舌はとても熱を持っていた。
彼の全てが、熱い。
一瞬一瞬をとても丁寧に大切にしてくれているのが分かり、痛いほどに胸を締めつけていく。
身体を交わらせているわけではないのに、口づけだけで色々と感じることができた。
熱さ、優しさ、誠実さ、切なさ………
もろもろの気持ちのとらえ方でコラさんの言っていた意味が分かってしまう。
確かに私は………こうすることで自覚できる気持ちがあるみたいだ。
「……………好きだ━━━……好きなんだ…」
切な気な言葉に、体を丸めてもだえたい。
(………ローくん…………)
まるではなれることをいやがるみたいに、
まさに私を隅々まで知ろうとするみたいに、
口内をひたすらに舌や口唇で濃厚に蹂躙する。
やたらと積極的な口づけで何度も角度を変えて続く。
(く、食われそう……)
「……━━━……━━━…………━━━……」
甘くかすれた──ローくんのささやき声。
知っている匂いと温度。
胸が苦しいほどにときめくのに、安心してしまうそれらと、私を求める繊細な熱さ………
色々で感じてしまう『ローくんの全て』にもうガマンはできずに、腰が砕けそうで達してしまう。
ふるえる手で必死に彼の腕を支えにしていた。
(き、キスだけで……)
逃げるのは叶わないこの気持ちもこんな状態も、もはや自分をごまかすことができなくなる。
(抱きついてしまいたかった……)