第2章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】01~05話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
01/40話:1(3/3)/1P┃03/00P┃2400字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「おれは、ローも愛してるからな」
「うん、コラさん…………───」
小さなつぶやきを聞いたコラさんはニンマリと『あの笑顔』で優しく笑う。
恐らく[ソレ]は[あの時]に返したかった言葉。
奇跡な涙の再会はドレスローザでしたけど、今また、二人の時間が重なったのは間違いない。
(ただただ、泣ける………)
落ち着いた私達はそれから色んな情報や知識、気持ちを三人で話して共有するに至る。
感情と事実を踏まえて決めたのは─────
・[ハートの海賊団]には私の能力や過去については話さずにうまくごまかして、でも本当のことを話す
(幹部達には折を見て伝える)
・[革命軍]を辞めないコラさんは、海賊にはならないけど、でもこれからはローと一緒にいたいので、ただ船で一緒に生活する
──────ということになった。
「こんな感じで大丈夫か?」
「もちろん。うちの子達も[ハートの船]で生まれ育ってる子達だからね。そうなるのが最もよくて違和感がないと思うよ。私はコラさんと一緒ならどこでもいいの。だけど[コラさんとロー]を見てるのがめちゃめちゃ好きだから、実は…………すごく嬉しい」
「そっか!そうだったのか!じゃあ、キャプテンに了承もらわねぇとな」
私達二人の視線を自然に向けられたローくんは少し照れくさそう。さっきからふいに[ローくん]みたいな顔を見せる彼がなんか懐かしくて可愛くて……私も照れる。
「………今更だろ」
まるで[照れ隠し]みたいに帽子を深くかぶったローくんにうながされて、話の決まった私達は歩き出す。
「あの時におれ達が守れなかった約束がやっと果たせるな」
『─病気が無事治ったら、2人でどこかに身を隠そう』
『─────となり町で落ち合おう』
ローくんの頭を帽子の上からぐしゃぐしゃと撫でて、穏やかに泣き笑いするコラさんに肩をふるわす姿。
こういう幸せな光景が、これからもずっとずっとずっと続いていって欲しいと───ひたすらに願った。
変加筆〔2024,05,15〕
変加筆〔2025,06,08〕