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【NARUTO】水神姫は月夜に笑う【長編】

第12章 中忍試験開始!!



「あっ!マイ!こっちこっち!」

ガイと別れ、荷物を取りに事務所へ行く途中、上忍待機所「人生色々」から紅に呼び止められたマイは、辺りを見回し人がいないのを確認すると瞬身で待機所へ移動する。

「なんか…忍って感じするわね」
『紅先輩…私いちを忍…』

だってあんた受け付けしてるとこしか見たことないんだもん。と
ケタケタと紅が笑うのを尻目に、マイは緊張していた。
待機所にはアスマ、紅、そしてカカシがいたからだ。

「マイ…あんなとこで何してたの?」
『これから戻って…二次試験の警護の準備に…ね。』

カカシから自然に話しかけられ、少しホッとしたマイは先程の出来事を話した。

「うわぁ、そういえば昔マイもよく挑まれてたよね…ガイに…」
『カカシは今も…でしょ?クスクス』

ジーっと静かに様子を伺っているアスマと紅に、ふとマイが視線を向けると

「お前ら…くっついたか?」

「『…ちょ!?はぁ????』」

アスマの突然の発言にカカシとマイは立ち上がり食って掛かる。
その様子に隣でチッと舌打ちする紅。

「まぁ…いいや気にすんな。んでどうだ?リーとサスケ…お前から見てよ」

呆れた様子のアスマからの質問で、先程の動揺が少し紛れたマイは、座り直し率直な感想を述べる。
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