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黒子のバスケ*短編集*

第1章 青の約束(青峰大輝)



___キーンコーンカーンコーン…


終業を告げるベルが鳴り帰り支度をはじめると、親友のナナが声をかけてきた。

「レイラー!今日は部活?」
『うん。今週末大会だからね。』
「そっか!じゃ、大会頑張ってね!また今度一緒に帰ろー♪」

ナナに手を振って別れた後、私は部活の用意をして体育館へと向かった。


私の所属している部活は、帝光中女子バスケ部。
今週末は中学最後の大会がある。
自分で言うのも何だけど、一応キャプテンでエースである。
全国大会の試合前に、気合いが入りすぎたのかもしれない。

「レイラ!リバウンド!」
『オッケー!』

___ブチッ…


『!?…う…あぁぁっ!!』


ガクッ…


「レイラ!!」










___その日を最後に、私はバスケを辞めた。




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