第5章 変わった世界
『中也…』
「ン?なんだよ、なんもしてねぇだろ?」
『うっ…そ、そうだけど。その…』
「なんだ?ハッキリ云えよ」
俺の腕の中でモゴモゴと云う白雪が面白くて仕方がねぇ…
此奴の云いてぇことは判っている。
最初に云っておくが俺はなんもしてねぇぜ?
風呂ん中で白雪を後ろから抱き締めてる。
それだけだ。
ただ…
『その…当たってる…』
「しゃーねぇだろ?好いた女と風呂入ってんだぜ?男なら当たり前ェの反応だ」
俺のモノは当然のように反応していた。
他の女ならならねぇ。
白雪だからだ。
固く主張するモノを白雪の尻に態と当ててやれば、それに気付き困った反応をする彼女が可愛くてつい意地悪をしちまう。
『んっ…中也…』
「悪りぃ、手前の反応が可愛すぎてよ。心配すんな、もうシねぇよ。辛いだろ?」
そう云って腰を撫でてやれば、でも…っと小さく呟く白雪。
「水でも被りゃ落ち着く…ンッ!?」
白雪の指が俺のモノを優しく撫で上げた…
突然のコトに思わず身体がビクリと反応した。
『辛く無いって云えば嘘になるけど…中也が楽になれるんだったら私は大丈夫…』
「なっ!///」
白雪のその言葉で俺の理性は簡単にぶっ壊れた。