• テキストサイズ

太陽と月 【文スト/中原中也】

第3章 動き出す時計の針…


白雪がポートマフィアにいたのは4年も前のことだ。

彼女を知る者は少ない、なんなら彼女を見た敵組織の人間は全員が死んでいるのだ。

白雪のことを知る者がいるのか…

それともポートマフィア内で白雪のことを知っている者が情報を流したのか…

いずれにしても警戒はしといた方がいいということだ。

やはり首領も白雪のことは気付いている。

恐らく俺たちが再会していることも判っているだろう。

首領の云う通り、奴らに白雪を奪われちまうなら…


「連れ戻すしかねぇ…」

悪りぃ白雪…

手前を守る為なんだ。

もう二度と手前の手を離したくねぇんだ。



ところが事態は急変するのであった…

/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp