第9章 思いの丈
「 ゆあさん、同じ敷地内ですし、またいつでも遊びにきて下さいね!」
そう言って千寿郎くんが見送ってくれた
「 私、千寿郎くんの事、大好きになりました♪千寿郎くんは迷惑かもしれませんが、毎日でも会いたいです!」
「毎日でも会いたいか!千寿郎は嬉しいだろうが、俺が一人になってしまうな!」
「煉獄さんも一緒に毎日会いに行きましょう♪いつ会えなくなるか分からないんですよ?私が言うから説得力あるでしょ?」
「ハハハ!確かに ゆあ に言われてしまっては反論の余地はないな!」
離れに着くと煉獄さんは
お風呂を入れてくると言って
浴室へと向かっていった
私は部屋に戻るとそのまま畳に倒れ込んだ
つ…疲れた…
楽しかったので嫌な疲れではない
ただ、目まぐるしく色々な事が起こるので
本当に疲れてしまった
煉獄さん…私の事想ってくれてたんだ…
着替えも布団を敷くのも無理で
そのまま意識を手放した