第7章 柱合会議-其の壱
食事を終え、入浴も済ませ
部屋に戻る
当たり前なのだが
布団が並んで二組敷かれている
“一緒に寝るのか…”
なんて当たり前の事を考えながら
布団に腰を下ろす
寝巻きを着た煉獄さんが
同じく入浴を済ませて戻ってくると
布団に腰を下ろす
「お館様に会わせていただきありがとうございました」
一番言いたかったお礼を伝える
「礼には及ばないぞ!俺も ゆあ にはお館様にあってもらいたかったからな!」
「お館様は不思議な方ですね…声のせいなのか…お人柄なのか…心を見透かされているようでした」
「うむ、お館様には不思議なお力があるのは確かだ!我々鬼殺隊員は皆お館様に救われているからな!」
“それが尊敬と信頼される理由なのね”
そう思った
「 ゆあ は隊士になってみるつもりはないのか!?お館様も素質があると仰ってたぞ!」
「う〜ん…隊士になりたいかは別にしても…自分の身は守れるくらいになりたいと思いました。だから鍛錬に参加はしてみたいです!」
「そうか!では明後日からはじめてみよう!」
煉獄さんはとても嬉しそうに言った
ふぁ〜あ
思わずあくびがでる
「そろそろ寝るか!」
…おやすみなさい…
そう言うと意識が遠のいていった