第7章 柱合会議-其の壱
【煉獄杏寿郎 視点】
ゆあ は通された部屋から中庭をみる
目が合ったので微笑む
すると柱が集まってきた
後ろ手に縛られた隊士が連れてこられる
“彼が胡蝶の言っていた少年か”
「なんだぁ〜鬼を連れた鬼殺隊隊員っつうから、もっと派手なやつを期待したんだが…地味な野郎だなぁ…おぃ」
「裁判をはじめる前に君が犯した罪の説明を…」
胡蝶が話す前に
被せ気味に話す
「鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」
“少年、すまぬが隊律規範だからな”
不死川はかなり苛立っているようだ
無理もないか…
次の瞬間、少年は不死川に
頭突きをくらわせ
「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら!
柱なんてやめてしまえ!」
そう叫んでいた
“善良な鬼と悪い鬼か…なんとも突拍子もない話だな”
そう思っていると