第7章 柱合会議-其の壱
杏寿郎、そこに居るね
そうお館様が声をかけると
スッと襖が開く
「はい!お館様お呼びでしょうか!」
「 ゆあさんとの話は終わったよ。
ゆあさん今日は来てくれてありがとう」
「ありがとうございました!」
そう言って慌てて頭を下げると
先程の女の子達に支えられながら
お館様は部屋から出て行った
「 ゆあ …」
煉獄さんが名前を言い終わるか終わらないか
ピンク色の髪の女の子が私の前に
ずいっと現れる
「 ゆあ ちゃんって言うの?初めまして♪私、甘露寺蜜璃といいます♪仲良くしてね♪」
そう言って両手を握られる
「可愛いわぁ♡近くで見ると益々可愛いわぁ♡これから時間ある?家に来てお茶して行かない?」
一気にそう言われ、思わずポカンとしてしまう
「甘露寺! ゆあ がびっくりしている!だがせっかくだ、甘露寺の誘いを受けよう!」
「わぁ♡煉獄さんありがとう〜」