第7章 柱合会議-其の壱
「お館様のおなりです」
先程の日本人形のような子がそう話すと
「よく来たね。私のかわいいこども達」
話しながら一人の男性が現れた
なんとも言えない雰囲気に息を呑む
目が見えないのか少女達に支えられながら
一歩一歩と前へでる
実弥と呼ばれる先程の傷だらけの柱が
口上を述べる
そして男の子についてお館様に質問をする
男の子の名前は竈門炭治郎と言うらしい
お館様は柱に何かを認めて欲しいと言っている
だが柱のほとんどが反対といった態度だ
お館様が女の子の一人に手紙を読む様に伝える
その内容は、竈門くんの妹さんは
鬼になってしまったが
強靭な精神力で理性を失わず、
人を喰わずに2年過ごした事
もし人を襲う様なことがあれば
手紙を書いた元柱の人と冨岡さん、
竈門くんが腹を切る
そういう事だった